低用量ピルの値段は1か月いくら?保険適用・自費の費用と支払総額を解説

低用量ピルの避妊効果が期待できるのは、生理初日は服用当日から、生理2〜5日目は7日連続服用した8日目以降からなど、飲み始めたタイミングで異なります。
| 低用量ピルの飲み始め | 避妊効果が期待できる時期 |
|---|---|
| 生理初日 | 服用した当日(1日目)から |
| 生理2〜5日目 | 7日間連続で服用した後、8日目から |
| 生理6日目以降 | 7日間連続で服用した後、8日目から |
| 生理日以外 | 7日間連続で服用した後、8日目から |
| 2シート目以降 | 休薬・偽薬期間と次のシートの開始日を守っていれば、継続して期待できる |
厚生労働省の資料によると、低用量ピルを正しく服用した場合の避妊率は99.9%以上(※)です。(※「使用開始1年間の妊娠率(避妊失敗率)」を100%から引いた換算値)
しかし、効果が出るまでにコンドームなしで性行為してしまった場合や、飲み忘れがあった場合、避妊効果が十分に発揮されない場合があります。
また、低用量ピルにはOC(経口避妊薬)とLEP(治療用の低用量ピル)があり、すべてが避妊目的で処方されるわけではありません。
この記事では、低用量ピルの避妊効果は何日目からあるのか、飲み始めるタイミングごとに2シート目以降も含めて整理しました。
また、飲み忘れた時の対処法や避妊効果を維持するポイント、避妊効果がない低用量ピルなども解説します。
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監修者石田 清隆 先生>
広島ステーションクリニック 理事長
主な資格
オーソモレキュラー・ニュートリション・ドクター(OND)/日本コスメティック協会 スキンケアマイスター・コスメマイスター
低用量ピルの避妊効果が出るのは飲み始めるタイミングで異なる

低用量ピルを飲み始めて何日目で避妊効果が出るかは、生理が始まった日とピルを飲み始めた日によって異なります。
※表はスクロールできます。
| 飲み始めのタイミング | 避妊効果が出る目安 | 服用時の確認ポイント |
|---|---|---|
| 生理初日 | 服用した当日(1日目)から | 翌日以降も毎日決まった時刻に服用する |
| 生理2〜5日目 | 実薬を7日間連続で服用した後、8日目から | 最初の7日間はコンドームなどを併用する |
| 生理6日目以降・生理日以外 | 実薬を7日間連続で服用した後、8日目から | 妊娠の可能性を確認し、最初の7日間はコンドームなどを併用する |
| 2シート目以降 | 前のシートから正しく服用を続けていれば、継続して期待できる | 休薬・偽薬期間を延ばさず、予定日に次のシートを始める |
※生理初日以外に飲み始めた場合、最初の7日間は別の避妊法を併用します。
※参考:PMDA「マーベロン患者向医薬品ガイド」
低用量ピルは主に排卵を抑え、子宮頸管の粘液を変化させて精子を通りにくくすることで、妊娠を防ぎます。(参考:PMDA「マーベロン電子添文|作用機序」)
飲み忘れもなく正しく服用すれば、99.9%以上の避妊効果が期待できます。
低用量ピルを飲み始める予定日をもとに、いつから避妊効果が期待できるか確認しましょう。
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生理初日に服用開始|1日目から避妊効果が期待できる

生理が始まった当日に避妊目的の低用量ピルを飲み始めた場合、服用した1日目から避妊効果が期待できます。
生理の出血が始まった日を1日目として、その日に1錠目を服用します。
以降は処方された順番に、毎日決まった時刻に服用を続けてください。
- 生理1日目:1錠目を服用する
- 避妊効果の目安:服用した当日から期待できる
- 翌日以降:毎日決まった時刻に服用を続ける
生理初日が分からないとき|まとまった出血を待って開始する
出血が少なく生理が始まったか判断しにくいときは、まとまった出血を確認してから飲み始め、判断が難しい場合は生理5日目までに開始します。
- 生理か不正出血か分からない:しっかり出血を確認してから服用を始める
- 生理初日の判断が難しい:生理5日目までに開始する
- 生理不順で開始日に迷う:医師に相談して決める
生理初日以外から始めた場合は、7日連続で服用した後の8日目以降が避妊効果の目安です。それまではコンドームなどを併用します。
参考:スマルナ「低用量ピルの服用開始タイミングを教えてください」/スマルナ「低用量ピルはいつから避妊効果が得られますか?」
生理2〜5日目に服用開始|8日目以降から避妊効果が期待できる

生理2〜5日目に飲み始める場合、7日間連続で服用した後、服用開始から8日目以降に避妊効果が期待できます。
数える起点は生理初日ではなく、ピルを初めて飲んだ日です。
服用開始から7日目までは、コンドームなど別の避妊法を併用してください。
- (例)生理3日目に飲み始めた場合:その日を服用1日目として数える
- 服用1〜7日目:毎日連続で服用し、別の避妊法を併用する
- 服用8日目以降:7日間連続で服用できていれば、避妊効果が期待できる
米国のCDCは、月経開始から5日以内に飲み始める場合は追加の避妊は不要としています。日本の添付文書や各サービスの案内に合わせ、この記事では生理2〜5日目から開始した場合も7日間の併用を基準にしています。(参考:CDC「Combined Hormonal Contraceptives」/スマルナ「低用量ピルはいつから避妊効果が得られますか?」)
生理6日目以降・生理日以外に服用開始|8日目以降から避妊効果が期待できる

生理6日目以降や生理日以外に飲み始める場合も、7日間連続で服用した後、服用開始から8日目以降に避妊効果が期待できます。
服用開始から7日目までは、コンドームなど別の避妊法を併用してください。
生理日以外から始めたい場合は、妊娠の可能性を確認するため、直近の性行為と避妊状況を医師に伝えて開始時期を相談しましょう。
- 最後に生理が始まった日
- 直近の性行為の日と、そのときの避妊状況
- 妊娠の可能性について医師から受けた説明
参考:PMDA「マーベロン患者向医薬品ガイド」/CDC「Combined Hormonal Contraceptives」
2シート目以降|休薬・偽薬期間を守れば避妊効果が期待できる

前のシートを正しく服用し、決められた日に次のシートを始めれば、休薬・偽薬期間中も避妊効果は続きます。
マーベロンを例に、次のシートへ移る日を確認しましょう。出血が続いていても、開始日を遅らせずに服用します。
| タイプ | 次のシートを始める日 |
|---|---|
| 21錠タイプ | 21錠を飲み終え、7日間休薬した翌日 |
| 28錠タイプ | 偽薬を含む28錠を飲み終えた翌日 |
※上の服用日程はマーベロン21・28の例です。処方された製品の服用方法に従ってください。参考:PMDA「マーベロン患者向医薬品ガイド」/NHS Sexual Health West Sussex「Combined Hormonal Contraception」
2シート目の開始が遅れたり、前のシートで飲み忘れたりした場合、避妊効果が続くかを服用状況に応じて医師に確認する必要があります。
オンライン処方で届いたあとの飲み始め|開始日は診察で確認する
ピルが手元に届いた日に飲み始めるとは限らず、開始日は生理の状況と診察時の説明で決まります。
| 届いたときの状況 | 考え方 |
|---|---|
| 生理が始まって5日目まで | 生理2〜5日目からの開始に当たる。7日連続で服用した後の8日目から避妊効果が期待できるため、最初の7日間は別の避妊法を併用する |
| 生理が終わってから届いた | 低用量ピルは原則として生理初日から飲み始める。次の生理を待つか、生理日以外から始めるかは診察時の案内に従う |
| 開始日が分からない | 薬の名前と最後の生理が始まった日を伝え、医師・薬剤師に開始日を確認する |
生理日以外から始める場合は、妊娠の可能性を確認するため、直近の性行為と避妊状況も医師に伝えます。届くまでの日数は配送状況で変わるため、飲み始めたい日から逆算して、診察と注文の時期を決めておくと安心です。
参考:スマルナ「低用量ピルの服用開始タイミングを教えてください」/CDC「Combined Hormonal Contraceptives」
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低用量ピルを飲み忘れると避妊効果はなくなる?
低用量ピルを飲み忘れても、直ちに避妊効果がなくなるとは限りません。
飲み忘れに気付いた時点で服用すれば、避妊効果が続く場合もあります。
以下は、経過時間ごとの低用量ピルを飲み忘れた時の対処法です。
| 低用量ピルを飲み忘れてからの経過時間 | 対処法 |
|---|---|
| 24時間(1日)未満 | 気付いた時点で1錠を飲み、次の錠剤は通常の時刻に飲む |
| 48時間(2日)未満 | 飲み忘れた1錠をすぐに飲み、当日分も通常の時刻に飲む |
| 48時間(2日)以上 | 直近の1錠を飲んで続け、7日連続で服用できるまで別の避妊法を併用する。3錠以上は服用を中止して再スタートを相談する |
参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/CDC「飲み忘れた経口避妊薬への対応」
厚生労働省の資料によると、飲み忘れを含む一般的な服用では、低用量ピルの避妊率は95%です。
低用量ピルを飲み忘れた場合でも、避妊効果を維持するための正しい対処法を解説します。
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24時間(1日)未満|気付いた時点+通常通りに服用する

低用量ピルを飲む予定だった時刻から24時間(1日)未満で気付いた場合は、気付いた時点ですぐに1錠を飲み、次の錠剤は通常の時刻に飲みます。
- 翌朝7時:飲み遅れた1錠を飲む
- 当日20時:次の錠剤を通常どおり飲む
それまで正しく服用しており、遅れた実薬が1錠だけなら、通常は追加の避妊法は不要です。
ほかにも飲み忘れがある場合や、次のシートの開始が遅れた場合は、1錠だけの遅れとして判断せず医師に相談・他の避妊方法も併用してください。
48時間(2日)未満|飲み忘れ+通常分の2錠服用する

低用量ピルを飲む予定だった時刻から24時間以上48時間(2日)未満で気付いた場合は、飲み忘れた1錠をすぐに飲み、当日分も服用します。
当日分の服用時刻が過ぎていれば、結果として同じ日に2錠飲むことになります。
- 例:月曜20時の1錠を忘れ、火曜21時に気付いた場合:月曜分と火曜分の計2錠を飲む
- 水曜以降:通常の時刻に1日1錠ずつ飲む
それまで正しく服用し、飲み忘れが実薬1錠だけであれば、通常は追加の避妊法は不要です。
前のシートの終わりや今のシートでも飲み忘れがあった場合は、処方医または薬剤師に確認してください。
参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/CDC「飲み忘れた経口避妊薬への対応」
48時間(2日)以上|別の避妊法を併用し、3錠以上は再スタートを相談する
低用量ピルを2錠以上(48時間以上)飲み忘れた場合は避妊効果が下がる可能性があるため、7日連続で服用できるまでコンドームなど別の避妊法を併用します。3錠以上の場合は、服用を中止して再スタートの方法を医師に相談します。
※表はスクロールできます。
| 飲み忘れた実薬 | 対処の考え方 | 避妊法の併用 |
|---|---|---|
| 2錠(48〜72時間) | 気付いた時点で直近の1錠を飲み、その後は通常どおり続ける(同じ日に2錠飲んでもよい) | 7日連続で服用できるまで、コンドームなどを併用する |
| 3錠以上(72時間以上) | 服用を中止し、まとまった出血を待って、新しいシートの1錠目から再スタートする | 7日連続で服用するまで性交を控えるか、コンドームなどを併用する。7日未満で避妊できなかった場合はアフターピルを相談する |
| 新しいシートの開始を忘れ、休薬が8日以上になった | 排卵する可能性があるため、医師・薬剤師に開始方法を確認する | 避妊効果が確認できるまで、コンドームなどを併用する |
28錠タイプの偽薬(プラセボ)は、飲み忘れても避妊効果に影響しません。飲み忘れた偽薬は捨てて、翌日から通常どおり服用します。
- 製品ごとの案内:ラベルフィーユの患者向医薬品ガイドでは、2日以上連続して飲み忘れた場合に服用を中止し、次の月経を待って新しいシートから再開すると案内している
- 飲み忘れた週:第1週に忘れ、直近5日以内に避妊しない性行為があった場合は、緊急避妊について早めに相談する
- 次の休薬・偽薬期間:第3週の飲み忘れでは、休薬・偽薬期間を取らず次のシートへ進む対応が必要な製品もあるため、処方医に確認する
飲み忘れた錠剤をまとめて飲まず、薬の名前・飲み忘れた日・性行為があった日を伝えて、処方医または薬剤師に対応を確認してください。
※一般的な目安は日本産科婦人科学会のガイドラインを参照するスマルナ公式FAQと、CDCの案内に基づきます。製品によって対処が異なるため、処方された薬の指示が優先です。参考:スマルナ「いつも飲む時間から遅れました。避妊効果は下がりますか?」/CDC「飲み忘れた経口避妊薬への対応」/PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」
スマルナでは低用量ピルの服用方法や飲み忘れ時の対処方法、避妊の悩みがあれば、助産師・薬剤師に365日相談できます。
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低用量ピルの避妊効果を維持するポイント
低用量ピルの避妊効果を維持するには、飲み始めの7日間に必要な避妊法を併用し、その後も毎日決まった時刻に服用することが基本です。
生理初日より遅れて飲み始めた場合は、最初の1週間はコンドームなどを併用します。
服用を続ける間も、飲み忘れに気付けるよう時刻を決めておきましょう。
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最初の7日間はコンドームなど他の避妊法も併用する

生理初日より遅れて低用量ピルを飲み始めた場合は、7日間連続で実薬を服用するまで、コンドームなど別の避妊法を併用します。8日目以降が避妊効果を期待できる目安です。
併用が必要な期間に避妊しない性行為があった場合は、次の順に対応してください。
- STEP1:性行為があった日時を確認し、緊急避妊が必要か早めに医療機関へ相談する
- STEP2:使用するアフターピル(緊急避妊薬)を伝え、低用量ピルをいつから服用・再開するか医師に確認する
- STEP3:緊急避妊後3週間以内に出血がない場合は妊娠検査を行い、医療機関に相談する
アフターピルの種類によって、低用量ピルを再開する時期は異なります。
自己判断で飲み続けたり中断したりせず、診察時に現在服用している薬を伝えてください。
※参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/CDC「緊急避妊後の通常の避妊法の開始・再開」
緊急避妊が必要か迷う場合も、時間を空けずに診察で相談しましょう。
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毎日同じ時間に服用する
低用量ピルは毎日一定の時刻に1錠ずつ服用するのが基本です。食後や就寝前など、毎日服用しやすい時刻を決めておきましょう。
- 時刻を決める:生活の中で毎日続けやすい時間に設定する
- 通知を設定する:スマートフォンのアラームや服薬リマインダーを使う
- 飲んだ記録を残す:服用済みか迷わないよう、シートやアプリで確認する
スマルナのアプリには、決まった時刻の通知とカレンダー形式の服薬記録機能があります。継続して服用するための処方を相談したい方は、診察時に飲み忘れへの不安も伝えられます。
※参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/スマルナ「服薬記録機能の案内」
避妊効果がない低用量ピルはどれ?
「避妊効果がない低用量ピル」を製品名だけで探すより、避妊を目的として承認・処方される薬かを確認しましょう。
低用量ピルと呼ばれる薬には、避妊目的のOCと、月経困難症などの治療に使うLEPがあります。
| 種類 | 避妊目的での使用 |
|---|---|
| OC(経口避妊薬) | 「避妊」の効能・効果で承認された製品がある |
| LEP(治療用の低用量ピル) | 避妊目的では処方されない製品がある。製品ごとの添付文書を確認する |
たとえば、OCマーベロンの効能・効果は「避妊」です。一方、LEPのフリウェルの添付文書には「避妊目的で使用しないこと」と明記されています。(参考:PMDA「マーベロン電子添文」/PMDA「フリウェル配合錠LD・ULD電子添文」)
LEPを服用しているだけで避妊できると判断しないでください。
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OCとLEPでは承認されている使用目的が異なる

避妊を目的に低用量ピルを服用するなら、処方された薬の添付文書で「効能又は効果」に避妊が含まれるか確認してください。
- OC(経口避妊薬)の例・マーベロン:「効能又は効果」に「避妊」と記載されている
- LEP(治療用の低用量ピル)の例・フリウェル:「効能又は効果」は月経困難症など。さらに「避妊目的で使用しないこと」と記載されている
LEPにも排卵を抑える作用がある製品はありますが、それを理由に避妊目的のOCと同じ使い方をしてよいとは判断できません。
服用中の低用量ピルがどちらに当たるか分からない場合は、薬の名前を処方医または薬剤師に伝えて確認しましょう。
※参考:PMDA「マーベロン電子添文」/PMDA「フリウェル配合錠LD・ULD電子添文」
避妊目的では処方されないLEP一覧
以下のLEPは、添付文書に「避妊目的で使用しないこと」と記載されています。手元の薬の名前と照らし合わせてください。
| 製品名 | 主な治療目的 |
|---|---|
| ルナベル配合錠LD・ULD | 月経困難症 |
| フリウェル配合錠LD・ULD | 月経困難症 |
| ヤーズ配合錠 | 月経困難症 |
| ヤーズフレックス配合錠 | 子宮内膜症に伴う痛み・月経困難症 |
| ドロエチ配合錠「あすか」 | 月経困難症 |
| ジェミーナ配合錠 | 月経困難症 |
※掲載製品は代表例です。表の「主な治療目的」は添付文書の効能・効果から抜粋しています。製品によっては、表に記載した以外の承認された使用目的もあります。
なお、「避妊作用がまったくない薬」という意味ではありません。
避妊を主な目的にした処方や服用はできないため、治療中に避妊も必要な場合は、使用する方法を処方医に相談してください。
スマルナで取り扱う超低用量ピル(フリウェルULD・ルナベル・ドロエチ・ヤーズ・ヤーズフレックス)は、いずれもLEPに当たります。避妊を目的にする場合は、OCに当たる低用量ピル(ファボワール・ラベルフィーユ・アンジュ・マーベロン・トリキュラー)を医師に相談します。(参考:スマルナ「低用量ピルはいつから避妊効果が得られますか?」)
ミニピル・アフターピルも避妊効果がある
ミニピルは継続して使う避妊薬、アフターピルは避妊できなかった性行為の後に使う緊急避妊薬です。どちらも避妊に用いられますが、飲む場面が異なります。
| 種類・製品例 | 使う場面 | 飲み方 |
|---|---|---|
| ミニピル スリンダ錠28 |
日常的に避妊を続けたいとき | 決められた順番で毎日服用する |
| アフターピル ノルレボ錠1.5mg |
避妊しなかった、または避妊に失敗した性行為の後 | 性交後72時間以内に、できるだけ早く1回服用する |
アフターピルはあくまで緊急時の避妊薬であって、一時的な服用で避妊効果が続くわけではありません。
継続的な避妊を希望する場合は、低用量ピルやミニピルなど目的に合う薬を医師に相談してください。
※服用方法は表に挙げた製品の例です。参考:PMDA「スリンダ錠28電子添文」/PMDA「ノルレボ錠1.5mg電子添文」
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低用量ピルの避妊効果が下がるケース

低用量ピルの飲み忘れがなくても、薬を十分に吸収できなかった場合や、飲み合わせ・服用方法に問題がある場合は、避妊効果が下がる可能性があります。
激しい嘔吐や下痢が続いたとき、新しい薬やサプリメントを使うとき、次のシートの開始が遅れたときは、服用中の製品名と状況を医師・薬剤師に伝えて確認しましょう。
※参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/PMDA「マーベロン電子添文」
服用直後に下痢や嘔吐が続き薬を十分に吸収できない場合
低用量ピルの服用直後に激しい嘔吐や下痢が続くと、ピルの成分が十分に吸収されず、避妊効果が下がる可能性があります。
- 嘔吐・下痢が続いている:コンドームなど別の避妊法を併用し、処方医または薬剤師に相談する
- 服用直後に嘔吐した:吐いた時刻と服用時刻、薬の名前を伝え、追加で飲む必要があるか確認する
服用後に一度症状が出ただけで、必ず避妊効果がなくなるわけではありません。
ただし、自己判断で錠剤を追加したり服用を中止したりせず、症状が始まった時刻と続いた時間を記録しておき、対処法を医師に相談しましょう。
※参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」/CDC「複合ピル服用中の嘔吐・下痢への対応」
避妊効果に影響する薬を併用する場合
一部の薬や健康食品を低用量ピルと併用すると、ピルの効果が弱まるおそれがあります。新しい薬を処方されたときやサプリメントを使い始めるときは、ピルを服用中であることを伝えてください。
- 結核などに使う薬:リファンピシン
- てんかんなどに使う薬:カルバマゼピン、フェニトインなど
- 健康食品:セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含むもの
影響する薬は、服用中のピルの製品によって確認が必要です。
処方薬・市販薬・サプリメントの名前をまとめて、医師または薬剤師に飲み合わせと追加の避妊法の要否を確認しましょう。
※上記はマーベロンで効果の減弱に注意が必要とされる例です。すべての薬や抗生物質に同じ影響があるという意味ではありません。参考:PMDA「マーベロン電子添文|相互作用」
正しい方法で服用できていない場合
低用量ピルを飲み忘れていなくても、休薬・偽薬期間を延ばして次のシートの開始が遅れると、服用方法に誤りがあると妊娠する可能性があります。
- 21錠タイプの例:実薬21錠を飲み終えたら7日間休薬し、8日目に次のシートを始める
- 28錠タイプの例:偽薬を含む28錠を飲み終えたら、翌日から次のシートを始める
出血が続いていても、開始日を遅らせないでください。
予定日を過ぎた場合は、コンドームなどを使用し、次のシートの始め方と緊急避妊の要否を処方医に確認しましょう。
※21錠・28錠の例はラベルフィーユなどの服用方法です。休薬・偽薬期間は製品によって異なるため、手元の薬の指示を確認してください。参考:PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」
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低用量ピルの避妊効果は何日目からに関するQ&A
低用量ピルで避妊効果が期待できる日を判断した後も、性行為や休薬期間について疑問が残る場合があります。飲み始めた日と服用状況を踏まえて、よくある質問に答えます。
低用量ピルの避妊効果は7日目から?8日目から?
生理初日より遅れて低用量ピルを飲み始めた場合は、7日間連続で服用した後の「8日目から」が目安です。飲み始めた日を1日目として数えます。
- 月曜に飲み始めた場合:月曜〜日曜が服用開始後の7日間
- 翌週の月曜:8日目。7日間飲み忘れずに服用できていれば、避妊効果が期待できる目安
飲み始めた日を曜日で数えると、次のようになります(月曜に1錠目を飲む場合の例)。
| 月曜が… | 避妊効果が期待できる日 |
|---|---|
| 生理初日 | その日(月曜)から |
| 生理2〜5日目 | 日曜まで7日間連続で服用した後、翌週の月曜(8日目)から |
| 生理6日目以降・生理日以外 | 日曜まで7日間連続で服用した後、翌週の月曜(8日目)から |
最初の7日間はコンドームなどを併用してください。
一方、生理初日から飲み始めた場合は、服用当日から避妊効果が期待できます。
低用量ピルを飲んでいれば中出し(膣内射精)しても妊娠しない?
避妊目的の低用量ピルを正しく服用し、効果が期待できる時期であれば、コンドームなしでも妊娠の可能性を下げられます。
ただし、妊娠を100%防げるわけではありません。
- 確認すること:避妊目的のOCを服用しているか、飲み始めから必要な日数が経っているか、実薬の飲み忘れや次シートの開始遅れがないか
- 不安がある場合:性行為の日時と服用状況を伝え、緊急避妊の要否を早めに医療機関へ相談する
避妊率は1回の性行為あたりの確率ではなく、1年間使い続けた場合の失敗率で示されます。厚生労働省の資料では、理想的な使用での失敗率は0.1%、一般的な使用では5%です。厚生労働省の資料
また、低用量ピルでは性感染症を予防できないため、自衛のためにコンドームを使用することがPMDAの患者向医薬品ガイドでは推奨されています。
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休薬期間や偽薬を飲んでいる間も避妊効果は続く?
それまで実薬を正しく服用し、決められた休薬・偽薬期間を守って次のシートを始めれば、その期間中も避妊効果が期待できます。偽薬自体に有効成分は含まれません。
- 効果が続く目安:実薬を指示どおりに飲み、製品で決められた日に次のシートを開始する
- 確認が必要な場合:実薬を飲み忘れた、休薬・偽薬期間を延ばした、次のシートの開始が遅れた
休薬中に出血が続いていても、次のシートの開始日を遅らせないでください。
開始が遅れた場合は別の避妊法を使い、服用の再開方法を処方医に確認しましょう。
※休薬・偽薬期間の日数は製品によって異なります。参考:PMDA「マーベロン電子添文」/PMDA「ラベルフィーユ患者向医薬品ガイド」
低用量ピルの避妊率は何パーセント?
正しく服用した場合は99.7〜99.9%、飲み忘れを含む一般的な使い方では93〜95%と、資料によって数値に幅があります。
| 資料 | 理想的な使用 | 一般的な使用 |
|---|---|---|
| 厚生労働省 | 失敗率0.1%(避妊率99.9%) | 失敗率5%(避妊率95%) |
| WHO(Family Planning Handbook) | 失敗率0.3%(避妊率99.7%) | 失敗率7%(避妊率93%) |
| スマルナ公式FAQ | 避妊率99.7% | 記載なし |
「理想的な使用」は飲み忘れなく正しく服用した場合、「一般的な使用」は飲み忘れなども含む実際の使い方です。資料ごとに調査対象や集計方法が異なるため、数値に差があります。
どの資料でも、飲み忘れの有無で避妊率が大きく変わる点は共通しています。(参考:厚生労働省/WHO「Family Planning Handbook」 /スマルナ「低用量ピルはいつから避妊効果が得られますか?」)
低用量ピルを2時間遅れて飲んでも避妊効果は続く?
飲む時刻が少し遅れただけで、直ちに避妊効果がなくなるとは限りませんが、毎日同じ時刻に飲むことが基本です。
- 24時間未満の遅れ:CDCは、気付いた時点ですぐに服用し、追加の避妊は不要としている
- 大幅な飲み遅れ:スマルナ公式FAQは、2時間以上の大幅な飲み遅れがあると避妊効果が下がる場合があると案内している
遅れが続くと飲み忘れにつながりやすいため、アラームなどで時刻をそろえます。遅れた日に心配な性行為があった場合は、薬の名前と服用状況を医師・薬剤師に伝えて確認します。
※参考:CDC「飲み忘れた経口避妊薬への対応」/スマルナ「低用量ピルは飲んだ日から効果を発揮しますか?」
低用量ピルは生理の何日前から避妊効果がある?
避妊効果は生理の何日前かではなく、飲み始めた日からの日数で決まります。生理が来る前(生理日以外)に飲み始めた場合は、7日連続で服用した後の8日目から避妊効果が期待できます。
低用量ピルは原則として生理初日から飲み始めます。生理初日に始めた場合は、飲んだ当日から避妊効果が期待できます。
生理予定日の前から飲み始めたい場合は、最後の生理が始まった日と直近の性行為を医師に伝え、開始日を相談します。
※参考:スマルナ「低用量ピルの服用開始タイミングを教えてください」
低用量ピルは避妊効果以外の効果はある?
低用量ピルは避妊効果の他、月経痛の軽減に加え、薬の種類や症状によってはPMSやニキビの改善も期待できます。
ただし、服用何日目から改善するかは一律に決められません。
- 月経痛:低用量ピルの一部は、月経困難症の治療薬として承認されています。
- PMS:薬の種類によっては、症状の緩和が期待できます。
- ニキビ:改善する場合がありますが、ニキビや肌荒れ全般への効果を保証するものではありません。
避妊以外の症状も気になる場合は、症状の種類と程度を医師に伝え、使用目的に合う薬を相談してください。
※参考:PMDA「フリウェル配合錠LD『トーワ』患者向医薬品ガイド」、日本産婦人科医会「月経前症候群(PMS)」、日本産婦人科医会「月経困難症」
低用量ピルの避妊効果は飲み始めた日と服用状況で判断しよう!
低用量ピルの避妊効果がいつから期待できるかは、生理開始日と服用開始日を照らし合わせて判断してください。
- 生理初日に開始:服用した当日から避妊効果が期待できる
- それ以外の日に開始:7日間連続で服用した後、8日目以降から避妊効果が期待できる
- 飲み忘れた場合:何日分を、シートの何週目で飲み忘れたかを確認する
飲み忘れや嘔吐などで避妊効果に不安がある場合は、薬の種類と服用状況、性行為があった日を伝えて医師・薬剤師に相談してください。
なお、低用量ピルの避妊効果が出る前にコンドームなどを使わず性行為をした場合は、アフターピルの服用を検討し、できるだけ早く医療機関に相談してください。
※2026年10月3日に、PMDA・厚生労働省・CDC・WHO・スマルナ公式FAQの記載で内容を再確認しました。製品によって服用方法が異なる場合は、処方された薬の指示が優先です。