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肝臓の働き

肝臓は生命維持に欠かせない化学工場

肝臓は、身体の中で最も大きい臓器です。

1㎏以上の重さがあり、病気によって肝臓の働きが損なわれてしまっても、症状が現れにくいため「沈黙の臓器」と呼ばれています。

肝臓の働きは主に3つ

① 身体に必要な栄養の貯蔵

人間は食べた物をそのまま栄養素として身体に吸収していくことはできません。

肝臓は、食べた物がきちんと身体に吸収できるように、利用しやすい栄養素に変化をさせて貯え、必要なときに血液の中に送り出す働きをしています。

② 身体に不要な有害物質の解毒・分解

体内に入った有害物質(アルコールや薬剤など)を分解し、毒性の低い物質に変えて排出するという解毒作用の働きをしてくれています。

そのため、必要以上にアルコールや薬剤を服用するとその働きが追い付かず、肝臓にとても大きな負担をかけてしまうことになります。

③ 食べ物の消化に必要な胆汁を作る

肝臓の中に常に『胆汁』は分泌されている物質です。

胆汁は、脂肪を消化させること・タンパク質を分解しやすくする働きがあります。

また、コレステロールを体外に排出するときも胆汁は大きな働きをしています。

肝臓は、切除をしても再生する能力が強い臓器であることが特徴です。

そのため、病気が進行するまで症状が出現しにくいです。

炎症が慢性化すると、線維化がどんどん進んで元に戻らなくなるため、日ごろから肝臓に無理がかからないように注意していく必要があります。

肝臓の病気には、ウイルス性肝炎・アルコール性肝炎などのほかに、近年では生活習慣病として脂肪肝が急増しています。

肝臓病は放置をしても治ることはありません、どんどん進行して肝硬変や肝臓がんに進行してしまうなんてことも…

私たちの身体にとって肝臓は、ものすごく働き者で生きるために重要な臓器です!!

早い段階から適切な検査と治療を行うことが、とても大切なのです。

当クリニックでは、様々な肝臓疾患の診療を行ってきた経験豊富な石田院長(日本肝臓学会専門医)を中心に患者様お一人おひとりの病状の応じて適切な検査・治療をご提供しております。

少しでも気になる方やご心配な方は、お気軽にお問合せください。

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