スペクトラ（QスイッチYAGレーザー）

スペクトラ治療の特徴

• 肝斑へ効果的なアプローチ

  従来の肝斑治療では効果はあるものの、なかなか肝斑自体を除去することは難しいとされていました。
  IPL光治療やレーザー照射は肝斑部分に行うと、症状が悪化してしまうことから禁忌とされています。

  スペクトラと従来のQスイッチレーザーとの違い

  従来の
  Qスイッチレーザー

  メラニン色素の破壊が少ない熱のダメージによって、メラノサイトを刺激してしまい、肝斑が再発する可能性が高い。

  スペクトラ

  メラニン色素をしっかり破壊。熱ダメージがなく、メラノサイトを刺激しない。そのため、治療後の再発はしません。

  

  治療部位に安定均一にマイルドに作用する照射が可能

  従来のQスイッチレーザーでは、波形が不均等で高いエネルギーが中央に集中されて照射するため、皮膚のメラニンへもエネルギーは不均等に吸収され、効果にムラが出ていました。
  そのため、波形の不均一性のために、必要以上に出力を上げて照射する必要があります。
  スペクトラは、従来のQスイッチレーザーを進化させた最新のレーザー機器で、機能性には大きな違いがあります。
  スペクトラレーザーの『トップハット型』照射の波形は、皮膚のメラニンにも均等にエネルギーが吸収され、治療部位にマイルドに作用するため肝斑へも安全で効果的な治療が行えます。
  従来のQスイッチレーザーに比べ、スペクトラはパルス幅(照射持続時間)が4倍以上も短く、高いピークパワー(最大出力)で確実にメラニンを破壊していきます。
  また、周囲組織には熱ダメージを防ぎながら治療ができるため、安定した効果と安全な施術となります。

  

  肝斑へ効果的な照射方法

  ルートロ トーニング

  肝斑・表在性色素斑・ADM等混在している状態のお肌の改善に着目した治療です。
  1064nmのQスイッチレーザーで、メラニンを少しずつ砕いて、改善していきます。

  治療頻度

  2週間に1回 （治療回数：10回程度）がおすすめです。
  初めは効果を感じにくいことがありますが、継続していくことで気になる部分が徐々に薄くなり改善していきます。
  治療を10回以上続けていただくと、肝斑を再発しにくいお肌へ変えていくことができます。

  注意点

  • 紫外線対策はしっかり行ってください
  • 洗顔やクレンジングの摩擦は、肝斑部分を悪化させる原因となります。ご自宅でのケアは優しく行ってください
  • メイクをする際もお肌を擦らないようにしてください

• お悩み症状に合わせた効果的な照射方法

  スペクトラ ピール

  効果：お肌のキメ・ハリ、毛穴縮小、ニキビ肌改善、小ジワ改善、お肌の引き締め
  ロングパルスモードで、真皮に熱を与えることで線維芽細胞を刺激してコラーゲン・エラスチンを増産させ、お肌のハリやキメを整えていくことができます。
  皮膚のターンオーバーを正常化させ、古い角質の除去もでき、血行やリンパの流れを促進させます。
  それにより、お顔の引き締めや毛穴縮小、目の下のクマ、ちりめん皴の改善ができます。
  また、皮脂腺やニキビ菌にもダメージを与えることができるため、ニキビ肌にも効果的です。

  治療頻度

  3～4週間に1回（治療回数：10回程度）がおすすめです。

  ルートロ ピール

  効果：美白、くすみ・色ムラの改善、毛穴の黒ずみ改善、産毛脱色
  表在性のシミ(そばかす、老人性色素斑など)から、深在性のシミ(ADMなど)まで、Qスイッチモードでアグレッシブに砕いて色調を改善し、透明感のあるお肌へ導いていきます。
  メラニンの多い部位、皮脂、産毛部分によく反応するため、色ムラや毛穴の黒ずみの改善もできます。

  治療頻度

  3～4週間に1回（治療回数：10回程度）がおすすめです。

治療の流れ

1. 1

   カウンセリング

   看護師がお悩みの症状やお肌の状態についてお伺いします。

2. 2

   医師による診察

   医師による診察で、お肌の状態を確認していきます。

3. 3

   施術

   痛みの具合やお肌の状況を確認しながら、施術を行います。

4. 4

   終了

   終了後は、お肌が乾燥している状態のためしっかりお肌のケアをしていきます。治療後からいつものメイクをしていただけます。

治療の注意点

スペクトラ（QスイッチYAGレーザー）料金表

問診表・同意書

• 美容問診表はこちら
• スペクトラ治療 同意書はこちら
• 医療レーザーによる血管治療の説明・同意書
• 医療レーザーによる治療の説明・同意書
• エルビニウム・ヤグレーザー（Er-YAG）治療