くすみ・クマとは
くすみとは、肌のターンオーバーが乱れることによって角質層が厚くなってしまうことで肌のキメも乱れてしまっている状態です。
表皮で光がキレイに反射せず、お顔が全体的に暗く見えてしまいます。
血行不良や間違ったスキンケアなどもくすみの原因となります。
クマは、皮膚の薄い部分に起こり、その原因はさまざまです。
ご自身で間違った対処方法を行うと、クマを悪化させてしまうことがあるため、正しく治療をすることで目立たなくすることができます。
くすみ・クマが起こる原因
- 肌のキメ・毛穴
- 肌が乾燥することによってキメが乱れて、毛穴は開いたり、肌の表面に凹凸が起こります。
それによって、光がキレイに反射せず、肌に影が落ちくすんで見え、顔色も暗くなってしまいます。 - 血行不良
- 必要な栄養や酸素が体中にいきわたりにくい状態を血行不良といいます。これは、加齢やストレス、疲労などが原因で引き起こされます。
血行不良によって、顔の血行も悪くなる状態のため顔色が暗く見え、肌がくすんだりクマができたりという原因となります。 - 角質肥厚
- 肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が落ちにくくなり、皮脂も酸化をして黒ずんで見えることもくすみの要因となります。
クマの種類
- 青グマ
- 血行不良によって起こる目の下が青黒く見えるクマで、指で軽く押さえると目立ちにくくなるのが青グマの特徴です。
適切なフェイスマッサージや身体の巡りを良くするために身体を温めることが大切となります。 - 茶グマ
- アイメイクの落とし残しやクレンジング時の擦りすぎ、紫外線や目を擦ることでの摩擦など色々な原因によって色素沈着が起き、茶グマができてしまいます。
青グマと違い、指で押しても色は変わりません。
目元はデリケートな部分なので、紫外線対策やアイメイクのクレンジングで擦らないようにケアすることがとても大切です。 - たるみグマ
- 目の下が膨れたようなクマは、たるみが原因で起こります。
ぷくっと膨らんだ部分を指で軽く押すと、境目が目立つ場合はたるみグマです。
膨れた部分は脂肪が溜まっている状態で、たるみが強い場合は外科的な治療が必要となります。
マッサージを行い、循環を良くすることが効果的とされています。 - シワグマ
- 乾燥している方に起こりやすく、小ジワとクマが混ざり合った状態をいいます。
まばたきの多さや、眼精疲労の蓄積などが原因として起こることが多いとされています。
シワ対策の成分が入っている美容液や美容クリームを塗布すると効果的です。
また、レーザー治療やボトックス注射、ヒアルロン酸注入などで改善できます。 - 骨格グマ
- 目が大きく丸みを帯びている方は、加齢によって目の上下が落ちくぼんできて影ができ、クマができやすくなります。
ぷくっと膨らんだ部分を指で軽く押してみると、薄くクマが目立たなくなるのは骨格グマです。
ヒアルロン酸注入を行うと改善されます。